青い鳥幼稚園について

子どもの自主性を育てる

子どもたち自身がすすんで取り組む活動を大切にします。いろいろなことに興味をもち、興味をもったものごとに対して追及していく姿勢、みずから伸びようとする力を育てたいと思います。

子どもは全員がそろって一斉に同じことをさせられて育てられるのではなく、ひとりひとりの個性、特質が尊重され、その子に合った社会の中で愛されて育っていくのが望ましいと考えます。

当園では、そのことを大切に、保育にあたります。

自由な雰囲気の中で ひとりひとりが育つ

幼稚園でいろいろな友だちと遊ぶ機会がゆっくりあると、友だちと生活しながら、いろいろなことが学べます。自分だけはなく、他人へのいたわりや思いやりの心が育ちます。

自分のしたことが正当に認められ、お互いに役に立つ価値ある行動をする喜びを体験して行くことでしょう。創造性も豊かな人間性もそんな中でそだてたいと思います。

長い目で見て育てたい

私たち大人は、つい表面的なものや、目先の結果で物事の判断や評価をしがちです。幼児の教育は長い目でみて、先を見通して判断するゆとりが必要ではないでしょうか。

子どもをまるごと受け入れるあたたかさと、ふところの深さを身につけながら、子どもを育てて行きたいと思います。

子どもは自然の中で…

地球上から“自然”がどんどん失われています。身近な生活からも消えています。残された自然を大切にしながら、その中で子どもを育てたいと思います。

子どもは自然とともに育つという思想を大切にしていきます。

ご家庭にお願いしています

私たち人間も、大きな自然の中のひとつの存在だととらえて人間らしく一生を過ごしたいですね。その基に“愛されて育つ”ということがかかせません。園ではおうちの方に毎日の協力をお願いしております。

園までの送り迎えを、お弁当づくりを、そしてよく遊んですっかりよごれたお洗濯を。どれも継続を必要とする、愛してこそのご奉仕と言えます。

園が意識的に考慮しています

“いのち”の重さに差があるでしょうか。神さまからいただいた（預けられた）大切な生命はみな平等で、意味があり、役目を担って存在していることに気づいたら、自然に相手を大切と思えてくるでしょう。

青い鳥のせんせいたちはこどもに対して“教師”という高みから指示・説教をほどこすというのではなく、人として対等な立場で接し、しっかりとこどもからの話をきいています。自分の意見もちゃんと言って、わかってもらおうとしています。

でも、足りなかったり失敗してしまうこともあるでしょう。お互いにごめんなさいが言える信頼関係をつくっていきたいと思います。

ともだちから受ける刺激を大切にしていきます

46億年という時間をもち、さらに大きな宇宙空間に奇跡的に傾いて浮かんでいる“地球”をみるように、長（永）い目、大（巨）きい目でこどもをみたら、どの子にもある“へこみ”や“でっぱり”をこれまでよりおおめにみてあげられるような気がします。

お互いに交流を重ねて、わかり合い、折り合いをつけながら、誰もが共に生きていける社会にしていけるかどうかが問われています。

みんなが同じになるのではなく、その人らしさを押しつぶすことなく、ひとりひとりがのびのびと自由に生活してほしいですから、青い鳥幼稚園は遅れや障害に対してもバリアフリーを目指してまいりたいと思います。